糖質制限がむく人むかない人って?エネルギーの作り方が肝なのです。

栄養・健康

糖質制限てさ 続けるの無理だよね。友達とご飯行くのも大変だし。甘いものも、ピザもパスタもだめじゃん?

糖質制限して程よく痩せて体調が良くなる人と、悪化する人がいますから、注意が必要です。

悪化するの?
え、どうして?

この違いは何か。

結論は・・・
糖質制限して健康になる人は 糖がなくてもエネルギーをつくり出す回路がしっかり回せる人。

糖質以外のエネルギーを作り出すシステムが稼働していて、糖によらずとも生きていけるだけのシステムが整っている必要があります。

糖質以外でエネルギーを作り出す仕組みがうまくいかないと、筋肉を燃やしてエネルギーを作り出そうとしてしまいます。

えー、それじゃ意味ないんだけど。

どうしたら良いの?

まずは、エネルギーを作り出す仕組みをザックリ説明します。

忙しい方は、ハイライトした箇所だけ、目を通してください。

エネルギーをつくり出す材料

エネルギーを作りだすことができる栄養素は3つ

  • 糖質
  • タンパク質
  • 脂肪

エネルギーを作り出す仕組み

エネルギーを生み出す仕組みは⬇︎

解糖系→TCA回路→電子伝達系

と続く一連の化学反応になります。

この反応はグルコース(糖)からスタートします。これ以外にはありません。

この化学反応が止まれば、死。

ですから、生物はこのエネルギーをつくりだす反応を維持するために、口から糖が入ってこない時間に備えて、グリコーゲンと中性脂肪、というストックをバックアップとして持っています。

エネルギーの作られる順番

まずは、利用しやすい糖質からエネルギーを作ります。

  • 1 食事からの糖質をまず利用。
  • 2 肝臓や、筋肉内に貯蔵されているグリコーゲンで飢餓に備える 
  • 3 糖新生する(糖以外から糖を作り出す仕組み)
    主に肝臓で行われる。 
    糖がない時、タンパク質を分解してグルコースを作ります。
  • 4 脂肪分解による脂肪酸 グリセロール ケトン体を利用

糖新生ではALTという酵素が働きます。
採血データでALTの低い人は、この糖新生が回っていないことが予測できます。

検査値のALTか一桁代であれば、糖新生がうまく回っていないです。

糖質をエネルギーにするシステム

食事から摂取した糖は、どのようにして、エネルギーになるのか

インスリンの働きで細胞内に入った糖は・・

エネルギーを作る3つの化学反応
  • 解糖系
    細胞質の中で行われる 酸素がなくてもOK グルコースがピルビン酸に分解される過程でエネルギーを産生します
  • TCA回路
    ミトコンドリアで行われる 酸素が必須 解糖系でできたピルビン酸がアセチルCoAに変換され、TCA回路で利用されて、エネルギーを産生します
  • 電子伝達系
    ミトコンドリアで行われる 酸素が必須 TCA回路で発生した水素イオンがミトコンドリアの膜間腔に汲み出されると、最終的に酸素と結合して水になる反応で、大量のエネルギーが合成されます

という3つの方法でエネルギーを作り出しています。

食事からたくさんのグルコースが細胞に入ってくると、主に、肝臓と筋肉は余ったグルコースを解糖系で使わずに、グリコーゲンに合成してストックします。

絶食時には、蓄えられたグリコーゲンをグルコース6リン酸という形に変えて、解糖系に入ってエネルギーを産生します。このグルコース6リン酸をグルコースに変換する酵素がありますが、肝臓と腎臓にのみ存在するため、骨格筋ではグルコースを作れません。
骨格筋に蓄えられたグリコーゲンが血糖になることはない、ということです。

骨格筋が解糖系で作ったエネルギーは筋肉自らが収縮するために利用されます。骨格筋に蓄えられたグリコーゲンは血糖が下がってしまっても活動できるように、運動時のエネルギー源として使われます。

一方、肝臓に蓄えられたグリコーゲンは血糖維持のためにグルコースとして血管内に放出されます。

血糖が下がった時に、血糖を上げてくれるのは、肝臓。

低血糖でエネルギーが不足しても活動できるのは、骨格筋の中でエネルギーを自前で作れるから。

糖質を摂取しないとどうなるのか

食事から糖が入ってこないと、約12時間で肝臓に蓄えていたグリコーゲンが枯渇してしまいます。運動すれば、より早く減ります。

どんな時に枯渇するのかというと・・

  • 空腹時
  • 睡眠時
  • 断食中
  • 激しい運動
  • 糖質制限
  • 飢餓

などで起こります。
このように血糖が下がってしまう時は、この危機を脱するために糖を作り出すシステムが発動します。

新たに糖を作り出すシステム:糖新生

糖が枯渇しているとき、糖以外から肝細胞で糖を作り出すシステムが発動。
新たに作り出した糖を使って、エネルギーを産生します。

睡眠中など日常的に糖新生は行われています。
糖新生の材料となるのは・・

・乳酸 嫌気的解糖系による
・アミノ酸 体タンパク分解による
・グリセロール 脂質分解による

乳酸が存在する最重要臓器は骨格筋です。
筋トレや、無酸素運動を激しくすると、筋肉内に大量の乳酸が蓄積します。この乳酸をエネルギー源として利用します。
筋肉で糖新生はできないので、蓄積した乳酸を血管内に放ち、この乳酸を肝臓でピルピン酸にして糖新生します(Cori cycle)

☝︎もし、飢餓状態など、大量に・・・グルコースが必要な場合は・・

筋肉内で乳酸をピルビン酸に変換します。これにアミノ基を転移してアラニンというアミノ酸に作り変えて、血液中に放ちます。
肝臓でアラニンを再びピルビン酸に変えて、糖新生します(Glucose-Alanine Cycle)

筋肉を分解して、肝臓で糖を作ってもらうのね。

糖質がないと、筋肉も減っちゃうのね。

普段糖質を摂取していた人が急に糖質の摂取をやめると、タンパク質を分解してエネルギーを作りだします。
体調不良でご飯食べられない時とか。

病み上がりに、筋肉が落ちてフラフラ力が入らなかったり、腰痛の一因になりますね。

脂質をエネルギーにするシステム

絶食時のために蓄えてあったグリコーゲンが少なくなると、中性脂肪の分解が始まります。

中性脂肪はグリセロールと3つの遊離脂肪酸になります。グリセロールはジヒドロキシアセトンリン酸に変換されて解糖系を逆行して糖新生します。

一方、遊離脂肪酸はエネルギー代謝に入るために活性化され、アセチルCoAになって(β酸化)TCA回路で代謝されます。
飢餓状態だと、脂肪酸のβ酸化によって、TCA回路で消費しきれない大量のアセチルCoAが生じてしまいます。こうなると、TCA回路はバランスを欠くため、増えすぎたアセチルCoAをケトン体と呼ばれる物質に変換します。

ケトン体の一部は呼気中に排泄されますが、一部は肝細胞から血液中に放たれ、肝臓以外の臓器をへて、再びアセチルCoAに変換されてTCA回路で利用されます。

ケトン体をエネルギー源にすることで、タンパク質の分解が抑えられ、グルコースの消費量が節約されます。

脂肪酸が、分解されるためにミトコンドリアに入る際に、カルニチンが必要です。カルニチンの25%は体で作りますが、75%は食事で摂取する必要があります。年齢とともに、カルニチンの生成量は減っていきます。脂肪を燃やしたい時は、カルニチンを補給するのもありです。

カルニチン:動物性食品に多い。赤身肉 ラム肉

羊肉は牛肉や鶏肉よりも低カロリーでかつ、カルニチンを含んでおり、脂肪を燃やしやすいです。カロリーを抑えたい人にはオススメ。

ケトン体が脳に良いって聞いたことある!
でも、糖尿病の人はケトンが増えすぎて危ないんでしょ?
どういうこと?
糖質制限でケトンが増えても平気なの?

糖尿病って?

エネルギーを作り出すシステムは、細胞内に入ってきたグルコースからスタートします。

糖尿病だと、インスリンの作用が悪く、グルコースが細胞の中に入ることができない状態です。
飢餓時にグルコースがないために、エネルギーが作れない状態と同じです。
血液中にはたくさんのグルコースがありながら、細胞内にはグルコースが入ってこない。だからエネルギーが作れない。
インスリン作用の欠乏による高度な代謝失調の状態です。

インスリンの作用低下が極度で、血糖を上げるホルモン(グルカゴン、カテコールアミン、成長ホルモン)の過剰分泌によって糖利用の低下をきたすと、糖からエネルギーを作れないため、脂肪分解が急速に進みます。肝細胞では脂肪酸のβ酸化が進み、大量のケトン体が産生され、全身が酸性に傾きます(ケトアシドーシス)。

ケトアシドーシスは糖尿病の合併症の一つで、喉の乾き、多飲多尿、倦怠感、体重減少などの症状をきたします。

ただし、糖尿病性ケトアシドーシスになるのは、糖尿病の人が⬇︎

  • 1型糖尿病の人が急にインスリン注射を中止した時
  • 脱水時
  • 1型糖尿病の人が他の病気にかかったりして食事が取れない時(シックデイ)
  • 2型糖尿病のペットボトル症候群
    血糖が高い状態で糖を多く含む清涼飲料水を大量に摂り続けると、インスリンの出が悪くなり、糖をエネルギーとして利用ができなくなるため、脂肪分解亢進

など極めて特殊な例に限っておこるものです。

総ケトン体の産生量
糖尿病性ケトアシドーシス 20mmol/l以上  
糖質制限で生じるケトン体 1~8mmol/l
普通食後に生じるケトン体 0.1mmol/l
普通食の人の睡眠時 0.3mmol/l
癌予防には 0.2mmol/l以上
癌治療には 3mmol/l以上

インスリンが分泌されていて、血糖を細胞内に取り入れることのできる人は、糖質制限をしても、糖尿病性ケトアシドーシスの状態にはなる可能性はほぼないと考えられます。

実際に糖尿病性ケトアシドーシスの治療ではインスリンを投与します。

糖質制限によるケトーシスは生理的反応なので、インスリンが出ている人はケトアシドーシスを気にしなくても良いです。

糖尿病性ケトアシドーシスとケトーシスの違いについて参考にしたサイト

タンパク質をエネルギーにするシステム

アミノ酸からアミノ基を外して残基の部分を修飾すると、炭水化物になります(アミノ基転移反応)。炭水化物になれば、解糖系やTCA回路を使ってエネルギー代謝に利用できます。

タンパク質って、体の中で、炭水化物に変われるのですね!

でも、タンパク質減らしたくないんだよね。

1日最低50gの糖質を摂取していれば、糖新生のためにタンパク質が分解されるのをある程度抑制できるとも言われています。

タンパク質を分解してエネルギーにするのはどんな時

筋肉を分解してエネルギーにするのはどんな時か
  • 飢餓など大量にエネルギーが必要な時
    糖だけではエネルギー供給が追いつかず、タンパク質を分解して利用する
  • トレス 手術 外傷 感染 炎症 がある時
    糖が大量消費されており、糖だけではエネルギーを賄いきれず、タンパクを分解してエネルギー産生。
  • 糖質や脂質をエネルギーにうまく変えられない時
    肝臓に炎症があってグリコーゲンの利用効率が悪ければ、タンパク質を分解してエネルギーを作ります。
  • 副腎の機能が落ちていて、コルチゾールが出せない時
    低血糖時には、副腎から分泌されるコルチゾールの働きによって、肝細胞に蓄えているグリコーゲンを分解して血糖を維持します。しかし、副腎の機能が低下していれば、コルチゾールが適量でませんから、肝臓のグリコーゲンもエネルギーになれず、血糖も維持できない。

糖質過多で脂肪肝がある人は、グリコーゲンから血糖を作り出しにくいため、低血糖を起こしやすく、またエネルギーも作りにくいですね。

脂肪肝は、メタボの人がなると思われがちですが、痩せている若い女性でも、よくいますよ。

えーーー

ストレスに長期に渡り耐えていて、副腎が弱っている人はコルチゾールの分泌が下手ですから、タンパク質を燃やしやすいと言えます。

ストレスで弱ってる人は、糖質制限に向かないってこと?

緩い糖質制限から始めて体感で判断します。無理はしません。

→あなたも副腎が疲れているかも?副腎が弱いかもしれない人については、こちらをご覧下さい。

糖質制限するならば注意すること

糖質制限する時には、タンパク質や脂質で、1日の活動に必要なカロリーをしっかり補う必要があります。

主食を抜くだけの糖質制限ですと、1日の活動に必要なカロリーが賄えないことが多いです。そうするとエネルギーを作り出すために、筋肉:タンパク質を分解してしまいます。また、糖質制限を始めると、タンパク質摂取量が増えますが、タンパク質がもともと低い人は、消化酵素も少ないです。タンパク質の摂取を増やしても、消化吸収できなければ、筋肉の材料にはなれません。

タンパク質の低い人、消化吸収が弱い人は、消化酵素がしっかり出る程度まで、タンパク質が上がっている方が良いです。

食べても、たんぱく質がなかなか上がってこない人は、消化酵素を外からサプリメントで補うのもオススメです。

タンパク質を吸収するために☞こちらの記事もご覧ください。

糖を食べなくても、肝臓にストックしたグリコーゲンがあるので血糖は維持できますし、筋肉にもグリコーゲンがありますから、活動できます。
筋肉量のある人の方が、エネルギー源のストックが多いです。しかし、12時間から24時間糖質が入ってこなければ、ストックは枯渇します。そのあとは、糖新生というシステムを使って、筋肉や脂肪を燃やします。

糖質制限(飢餓)し始めの頃は、筋肉のタンパク質を分解してエネルギーを産生しますが、飢餓が5日以上に及べば、タンパク質を分解する量は抑えられていき、主に脂肪を分解してエネルギーを得るように代謝がシフトします。

飢餓中にいつまでも筋肉を燃やしていては、活動に支障をきたしますからね。

糖質以外でエネルギーを作り出すことができない人は、糖質制限をしない方が良い人、ということになります。エネルギー源として、タンパク質と、脂肪を利用することが下手な人です。

糖質制限でエネルギーが作れない人は、フラフラして続かないよね

ケトン体を出したい!

糖質制限をする目的の一つに、ケトン体の代謝を高めて、脂肪を燃やしつつ、ケトン体の効果を享受したい、というのがあると思います。

ケトン体の効果

抗酸化 抗炎症 抗アレルギー 減量 

認知症予防 心臓疾患予防 抗疲労 

予防 抗癌作用 オートファジー 

ミトコンドリア機能改善 DNA修復

など

私は糖質制限で減量できたよ。
血糖が上がらないから、食後の眠気はないし、頭もすっきりして、疲れにくいです。快適!

これは、ケトン体がうまく利用されている場合。

もし、糖質制限してみたら・・・

  • 倦怠感
  • だるさ
  • イライラ
  • 息が臭い

など不快な症状が出るならば、タンパク質や脂肪でエネルギーをうまく作れていない可能性が高いです。

えーー
糖質制限でだるさやイライラが出てる人は脂肪を燃やしてケトン体を作れない人なの?

ケトン体は、日常的に作られています。とくに、夜間睡眠時などの絶食時に。
認知症や癌予防にもなりますから、日常的に、ケトン体を利用したいですよね。

では、普段からケトン体を多めに出したいならどうしたら良いか。

ケトン体の代謝を高めるには?

腹八分目 運動 断食 
低糖質 糖質制限 MCTオイル
ココナッツオイルの利用

厳しく糖質制限するよりも、
食事は低糖質で腹8分目、 定期的に運動して、MCTオイルを日常的に頻回に摂取するだけでも、ケトン体は出てくれますよ。

厳しい糖質制限はしなくてもケトン体は出るのですね。

糖質制限で調子は良いけれど・・・高脂血症になってた!
急に極端な糖質制限を始めると、甲状腺ホルモンの異常をきたし、体が代謝を抑えて、冬眠モードに入ってしまうことがあります。
代謝を下げてしまうので、脂質の代謝も落ちて高脂血症に。
1日1回主食を抜くところから、少しずつ体調を見ながらやっていきます。MCTオイルを1日15g程度から徐々に増やすなど、1日のカロリーが減らないように注意します。時間をかけて、少しずつ体を低糖質に慣らしていきます。無理しません。

糖質制限をしてはいけない人

それは糖質以外でエネルギーを作ることができない人、代謝産物を処理できない人です

・インスリンが出ていない人

・腎不全

・膵炎

・肝硬変 

・長鎖脂肪酸代謝の異常症(脂質をエネルギーとして使えない)

糖質制限をする時注意が必要な人

糖質制限する前に注意!
  • 筋肉でアミノ酸のアラニンとピルビン酸の切り替えが下手な人
    ビタミンB6欠乏の人=ALTの値が低い人:一桁〜10代前半の人
  • 副腎の機能が落ちている人
    長期ストレスによって、コルチゾールを分泌しにくい人
  • 低タンパク 
    筋肉量が少ない人 低血糖を起こしやすい
  • 脂肪肝 
    低血糖を起こしやすい

ビタミンB6はお肉に入っていますね。
ささみやヒレ肉、赤身の魚などに多く含まれます。

普段からお肉食べてない人は、筋肉のエネルギー利用も下手なのね。

副腎の機能が落ちている人はコルチゾールも出ませんから低血糖になりやすく、筋肉を燃やして消耗しやすい。

何より、ストレス社会で働く大人の中に、副腎の機能が弱っている人が多いのです。

ってことは、糖質制限するならば・・
ストレス対策と、運動と、ビタミンB補充が必要ってことね

糖質制限して良い人

糖質制限OK
  • 体力のある元気な人 
    筋肉がある程度あり、副腎がしっかり機能している人
  • インスリン抵抗性がある人
  • 治療食として 
    • 糖尿病
    • 癌患者
      癌細胞は正常細胞の10倍もの糖を消費しますから、高血糖は多くの癌細胞が好む環境です。CTC検査という癌細胞の薬剤感受性を調べる検査で、癌細胞が糖を栄養にして増えるタイプかどうか、がわかります。もしそうならば⇨糖質制限を推奨します
    • カンジダ感染症
    • SIBO
    • てんかん

などなど

エネルギーを作り出す過程でピルビン酸をアセチルCoAに変えて解糖系に入るのにはビタミンB1チアミン 、解糖系にはビタミンB6、糖新生にはナイアシン、脂質のβ酸化にはビタミンB2、TCA回路ではビタミンB1,2,ナイアシン,パントテン酸、電子伝達系では酸素,CoQ10,ナイアシン,ヘム鉄,ビタミンB2が必要です。
つまりビタミンB群が不足していると、エネルギーがそもそも作りにくい、ってことです。

ビタミンBは多種入った複合体サプリで摂取する方が良い理由ですね。

酸素やCoQ10、マグネシウムと鉄もエネルギー産生には必須ですよ。

まとめ 緩い糖質制限がオススメ

糖質制限をするなら、緩めの糖質制限がオススメです。

良い体調を目指したいのならば、糖質制限を始める前に、まずはこれら⬇︎をカットすることを推奨します。

小麦 白砂糖 精製糖質 
人工甘味料 乳製品 カフェイン 
アルコール

それだけで、低糖質生活になり、体調の良い変化を感じる人は多いです。さらに

普段からケトン体を癌予防程度には出しておきたいので

低糖質 腹八分目 運動で筋肉を維持 
ストレス回避 MCTオイルを取り入れる

に努めます。

もし、脂肪を落としたくて、減量目的の糖質制限をしたいならば・・・

1日糖質摂取量50g程度の厳しい糖質制限であれば、数ヶ月にとどめ、そのあとは緩めの低糖質にした方が良いです。

なんで?ずっとはだめなの?

厳しい糖質制限が長くなると、インスリンがしばらく出ません。すると、いざ糖質をとったときに、インスリンが適量でず、高血糖になったり、その後の低血糖で不快症状が出ることがあります。長期の糖質制限はインスリン抵抗性が増してしまいます。ほどほどが良いのです。

ほどほどね。
低糖質で、食べすぎないで、ストレス回避して、運動して筋肉つけて、ビタミンB群とミネラルしっかりとるってことですね。

すごく普通!

絶食時の代謝について参考にしたサイトこちら

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